隣のパラマウント打ちに「表出ろ」と言われた結果、まさかの正体が判明した
公開日:2026-07-28

パチンコ店では、何が起きるか分かりません。
フリーズを引くこともあれば、天井目前で当たることもある。
そして、ときには——
小学生の頃によく遊んでいた後輩と、店の外で言い争うこともあります。
しかも、また右隣です。
前回のコラムでも問題が起きたのは右隣でした。
どうやら私の右隣には、何かしらのエネルギー波が渦を巻いているようです。
今回は、約1年前にマイホールで起きた、少し怖くて、かなり気まずくて、最後だけ妙に平和だった話です🐶ワンワン
右隣に現れた、短髪ジャージの男
その日、私はスマスロ モンキーターンVを打っていました。
しばらくすると、右隣に一人の男が着席。
短髪。ジャージ。少しガラが悪そう。
ここまではホールで珍しくありません。
問題は、その打ち方です。
背もたれを限界まで倒し、ふんぞり返って打つ。
いわゆるリクライニング打ち。
いや、あれはもうリクライニングではありません。
パラマウントベッド打ちです。
ホールの椅子を、完全に介護用ベッドとして使っています。
しかも、MAXベットとレバーの扱いが荒い。
台の性能ではなく、物理的な衝撃でATへ入れようとしているようでした。
私はなるべく気にしないよう、目の前のモンキーターンVへ集中します。
シナリオは最強のB2
そんななか、SGラッシュへ突入。
シナリオを確認すると、なんと最強のB2。
B2は、1セット目を継続できれば、グランドスラムが確定する激アツシナリオです。
最初からグランドスラムが確定する「艇王」とは違い、まずは1セット目を継続させなければなりません。
ここから私のレバーオンも、急に重くなります。
ただし隣の男と違い、台を壊す気はありません。
祈りを込めているだけです。
レア役を何も引けないまま、SGレースへ。
オッズ表を見ると、1番人気は榎木さん。
波多野は4番人気。
見た瞬間に分かりました。
はい、死亡オッズです。
最強のB2という大チャンスを持ちながら、開始早々に終わる未来が見えます。
「これ、やったな……」
そう思いながらレバーを叩いた、次の瞬間。
3リールブルからの強チェリー
ブブブッ!
突然の3リールブル。
そして止まったのは、強チェリー。
勝利書き換えです。
1セット目の継続が確定し、その時点でグランドスラムまで確定。
先ほどまで死亡オッズを見ていた私の頭の中では、急にウイニングランが始まりました。
もう気分はルンルンです。
隣のMAXベット音も、さっきまでほど気になりません。
人間、出ているときは寛容になれるものです。
そのままグランドスラムを達成し、エンディングへ。
続く青島バトルには敗れましたが、十分満足できる結果でした。
一度気持ちを落ち着かせようと、トイレへ向かいます。
このときの私は知りませんでした。
本当のバトルは、青島バトルのあとに待っていたことを。
戻る途中、パラマウントベッドへ強打
青島バトル後は天井短縮があるため、席へ戻って続きを打つことにしました。
自分の席へ入ろうとした、そのときです。
狭い通路で身体が当たり、右隣の男が限界まで倒していた背もたれ——
つまり、パラマウントベッドへ強くぶつかってしまいました。
これは完全に私が悪い。
すぐ謝ればよかったのですが、一瞬固まってしまいます。
隣を見る。
見ています。
ものすごくこちらを見ています。
あまりにしっかり見ているので、
「もしかして、知り合いかな?」
と思うほどです。
もちろん、その時点では知り合いだと気づいていません。
すると男が一言。
「表出ろ」
ヒエエエエエエエ。
令和のパチンコ店で、こんなに昭和のセリフを聞くとは思いませんでした。
なぜか素直についていく私
普通なら、店員さんを呼ぶべき場面です。
絶対に外へついていく必要はありません。
しかし、そのときの私は何を思ったのか、男のあとをついて外へ出ました。
グランドスラム達成直後で、気が大きくなっていたのかもしれません。
外へ出ると、男は罵詈雑言でまくしたててきます。
こちらも、ずっと言われっぱなしではつらい。
ぶつかったことについては謝りつつ、言われた内容には言い返し、口論になりました。
ところが不思議なことに、私はあまり怖くありませんでした。
相手は見た目も言葉も怖い。
なのに、なぜか恐怖心が薄い。
「この人、本当に知らない人か?」
そんな違和感が、頭のどこかに残っていました。
しばらくして、お互い言いたいことを言い終えます。
すると、どちらからともなく店内へ戻りました。
まるでコントの一幕が終わったかのように。
そして再び並んで着席。
右隣は、当然のようにパラマウントベッドへ戻ります。
さっきまで外で口論していた二人が、また隣同士でスロットを打つ。
かなり異様な光景です。
ひょっとして、あいつでは?
しばらくすると、右隣の男は遊技をやめて帰っていきました。
私は打ちながら、先ほどから感じていた違和感を考えます。
顔つき。
声。
言葉の癖。
そして、なぜか恐怖心がなかったこと。
「ひょっとすると……」
私は同級生の友人へLINEしました。
たくや(仮名)に、今日パチンコ屋で誰かともめたか聞いてみてくれやん?
返事はすぐに来ました。
「すいませんでした」って言うてる
やっぱり。
隣に座っていた男は、小学生の頃によく遊んでいた後輩だったのです。
長い年月が、少年を短髪ジャージのパラマウント打ちへ変えていました。
向こうも、口論している途中では私だと気づいていなかったようです。
私も友人へ、
俺もぶつかったのに、すぐ謝らんかったから悪かった。ごめんって言うといて
と伝えました。
翌日、コーヒーで和解
翌日、再びそのホールへ行くと、彼がいました。
昨日は外で言い争った相手。
今日は昔よく遊んだ後輩。
改めて顔を見ると、確かに面影があります。
私はコーヒーを一本渡し、お互いに謝って和解しました。
昨日の「表出ろ」から、翌日の「コーヒーどうぞ」。
感情の高低差が、モンキーターンVのシナリオ表より激しい。
これで一件落着です。
——と言いたいところですが、後日談があります。
ほどなくして彼は、かくかくしかじかな事情により、そのホールを出禁になりました。
理由の詳細は伏せます。
ただ、パラマウント打ちだけが原因ではなかったことは確かです。
ホールで揉めたときに必要なもの
皆さんもホールで揉め事が起きた際は、メリケンサックを——
おすすめしません。絶対に。
外へついていくのもおすすめしません。
今回、結果的には知り合いで和解できましたが、相手が誰か分からない状況で店外へ出るのは危険です。
本来なら、
- 相手と距離を取る
- 店員へ相談する
- 自分だけで解決しようとしない
- 危険を感じたら、その場から離れる
これが正解です。
そして、そもそも隣の強打や爆音へ意識を持っていかれないために、私が今使っているのがノイズキャンセリングイヤホンです。
イヤホンを着けると、隣台の音や周囲の雑音がかなり軽減されます。
もちろん、完全に外の音が消えるわけではありません。
店内アナウンスや周囲の状況へ注意する必要もあります。
それでも、隣のMAXベット音へ意識を奪われにくくなるだけで、実戦中のストレスはかなり違います。
外界との間に、薄い結界を張るような感覚です。
パラマウント打ちが隣に現れても、心の距離だけは確保できます。
実際にホールで使った感想は、こちらの記事にまとめています。
まとめ
今回の教訓です。
- 私の右隣には、何かしらのエネルギー波が渦を巻いている
- ホールでは、隣に誰が座るか分からない
- 「表出ろ」と言われても、ついていかない
- 揉めたら店員へ相談する
- 昔の後輩は、見た目が大きく変わることがある
- グランドスラム達成後でも冷静さを失わない
- パラマウント打ちには、物理的にも精神的にも距離を取る
そして何より、
ホールでの本当の強敵は、榎木さんでも青島バトルでもなく、右隣に座る人かもしれません。
皆さんも、ホールで思わぬ再会やトラブルに遭遇した経験はありますか?
危険のない範囲で、コメントから教えてください🐶ワンワン
スマスロモンキーターンVのリセット恩恵・判別方法は、スマスロモンキーターンVの機種ページで詳しく解説しています。

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